帝京大 3季ぶり早大撃破!スクラムで圧倒し開幕5連勝、岩出監督「集中力見せられた」

[ 2021年11月4日 05:30 ]

関東大学ラグビー 対抗戦Aグループ   帝京大29-22早大 ( 2021年11月3日    駒沢 )

<早大・帝京大>前半、先制トライを決める帝京大のフッカー江良(右)
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 対抗戦Aグループ2試合が行われ、帝京大は29―22で早大を3季ぶりに下して開幕5連勝。18年度の同シーズン以来となる対抗戦制覇へ前進。帝京大はスクラムで早大を圧倒し、後半に3トライを加えた。また明大は慶大を46―17で下して5連勝とし、勝ち点の差で単独首位をキープ。帝京大と明大は今月20日に東京・秩父宮で対戦する。

 空前の大学選手権9連覇を果たした当時をほうふつさせる、力強いスクラムで早大を圧倒。プロップ細木主将(4年)は「1年間積み重ねたことを正確に8人でやりきった」と胸を張った。前半3分の最初のスクラムから圧をかけてペナルティーを獲得。ラインアウトからの連続攻撃でフッカー江良(2年)が先制トライを挙げた。同23分には相手ボールで猛プッシュ。こぼれたボールをSH李(1年)が獲得してインゴールへ飛び込んだ。

 先発FW8人の総重量は帝京大の845キロに対して早大が800キロ。体重差と技術で制圧すると、後半にはボールを動かす攻撃で3トライ。バックス勢の働きも光った80分間に、岩出雅之監督も「集中力を見せられた」と手応えを感じていた。 

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2021年11月4日のニュース