笹生 東京五輪後、日本国籍の選択明かす「いずれは選ぶだろうと考えていた」

[ 2021年11月4日 05:30 ]

3番、ティーショットを放つ笹生(撮影・井垣 忠夫)
Photo By スポニチ

 女子ゴルフのTOTOジャパンクラシック(スポニチ主催)は4日、滋賀・瀬田GCで開幕する。

 日本とフィリピンの二重国籍を保持していた笹生優花(20=ICTSI)が3日、日本国籍を選択していたことを明かした。フィリピン代表として出場した8月の東京五輪後に選択し、「日本の国籍を選んだのは事実。いずれは日本の国籍を選ぶだろうと考えていた」と説明した。

 日本の国籍法で22歳までに選択する必要があった。日本人の父とフィリピン人の母を持ち、両国で育った20歳は「どっちを選ぼうと日本人でもあるし、フィリピン人でもある」とも語った。24年にはパリ五輪も控えるが、日本ゴルフ協会によると現行のルールでは日本代表としては出場できないという。

 今大会が約半年ぶりの日本ツアー参戦。「今年はJLPGAだけだけど、例年はLPGAツアーでもある特別な試合。また出場できてうれしい」。会場は異なるが、前年大会では最終日に63をマークして2位。「いいイメージがある。楽しんでいいゴルフができたら」と開幕を心待ちにした。

続きを表示

2021年11月4日のニュース