坂本花織 中国―日本―米国の大移動も「こんなに時差ぼけで苦労しなかったのは…」 スケートアメリカ

[ 2021年10月22日 09:16 ]

坂本花織
Photo By 代表撮影

 フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカの公式練習が21日(日本時間22日)にラスベガスの会場で行われた。

 18年平昌五輪6位の坂本花織(シスメックス)は、練習後のオンライン取材に対応。「リンクの感触をつかむのにてこずってしまって…。練習の半分から4分の3ぐらいは感覚をつかむのに時間を費やしてしまったので練習という練習はなかなかできなかったけど。7割ぐらいは感覚をつかめたので、明日しっかりもう一度練習して“どうやったら跳べるのか”を完璧につかみたいと思っています」と抱負を語った。

 北京で開催されたアジアンオープントロフィーを終えて日本に帰国し、その翌日に米国へと出発。このスケートアメリカが今月上旬から始まった4連戦のラストとなる。

 「もっと疲れるかなと思っていたけど、意外と大丈夫で。中国の大会から日本に戻って、次の日にこっちに出発して。2日連続で飛行機に乗って“何時の飛行機や、何時の飛行機や”って言っていたら、勝手に時差に慣れてしまった。こんなに時差ぼけで苦労しなかったことは過去になかったなっていうぐらい。いつも通りの生活を送れているので、コンディションは全然悪くないです」

 アジアンオープントロフィーのフリーでは納得の演技を披露できず「今のままではダメ」と危機感を募らせていた坂本。短い期間ながら、そこから走り込みなどのメニューをこなし、ジャンプの修正にも着手してきた。目標を問われると「先週の自分に勝つこと」と言葉に力を込めた。

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2021年10月22日のニュース