朝乃若&平戸海が新十両昇進 荒篤山は2場所ぶりに復帰

[ 2021年9月30日 05:30 ]

新十両に昇進し、高砂親方(左)と記者会見する寺沢改め朝乃若(日本相撲協会提供)
Photo By 共同

 日本相撲協会は29日、東京・両国国技館で九州場所の番付編成会議を開き、東洋大出身の寺沢改め朝乃若(26=高砂部屋)と平戸海(21=境川部屋)の新十両昇進を決めた。再十両は1人で荒篤山(27=荒汐部屋)が2場所ぶりに復帰した。

 新十両の2力士はそれぞれリモートで会見。中学卒業後に角界入りした、長崎出身の平戸海は一日に50番ほど相撲を取ることもあるという鍛錬で力をつけた。ご当地の九州場所に向け「もっと平戸の名前を全国に広げたい」ときっぱり。プロにスカウトしてくれた高砂部屋付き若松親方(元幕内)の現役時代のしこ名に改めた朝乃若は「早く幕内に上がって(東洋大の)先輩たちと相撲が取れたらいい」と意気込んだ。

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2021年9月30日のニュース