目標は「世界一のロック」19歳ディアンズ 代表デビューへ始動 ラグビー日本代表宮崎合宿

[ 2021年9月30日 19:28 ]

オンライン取材に応じるワーナー・ディアンズ
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 ラグビー日本代表の宮崎合宿に若手育成枠のナショナルデベロップメントスコッド(NDS)の一員として参加しているロックのワーナー・ディアンズ(19=東芝ブレイブルーパス東京)が30日、オンライン取材に応じ、「ラインアウトだったり、フィジカルの部分やタックルで負けないというのをアピールしたい」と意気込みを示した。

 ニュージーランド出身のディアンズは中学の時に来日し、千葉・流通経大柏高では19、20年度と花園に出場して8強入りに貢献。進路に注目が集まる中で今年4月、大学を経ずに東芝入りした。この半年間で練習試合を含めた実戦経験はないが、徹底的に基礎を磨き「体重は高校から8キロは増えた」とボリュームアップに成功。チームでは2メートル2、122キロの体でコンタクト練習をすることもあったといい、手応えを得ているという。

 目標の選手は母国ニュージーランド代表や神戸製鋼でも活躍したブロディ・レタリック。「一番大きな目標は世界で一番のロックになること」と公言し、「きつい練習、激しい練習をしないといけないと思っている」と覚悟も示す。現在の立場はNDSだが、合宿でのパフォーマンス次第では今秋のキャップ獲得の可能性もあり、「ツアー(遠征)に行けるように頑張りたい」と言葉に力を込めた。

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2021年9月30日のニュース