井上康生氏が柔道界の“宣伝部長”に就任 強化副委員長も兼務

[ 2021年9月16日 17:34 ]

井上康生監督
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 全日本柔道連盟(全柔連)は16日、オンラインで理事会を開き、男子日本代表監督を任期満了で退任する井上康生氏(43)が、新たに設置されるブランディング戦略推進特別委員会の委員長および、強化委員会の副委員長(男子担当)に就任することなどを承認した。井上氏はロンドン五輪後の12年10月に男子監督に就任し、16年リオデジャネイロ五輪で2つ、今夏の東京五輪で5つの金メダル獲得する実績を残した。

 ブランディング戦略推進特別委員会は、東京五輪の日本代表の躍進を競技普及につなげるため、幅広い層が柔道に触れる機会を創出し、競技人口やファンの拡大を目指すもの。柔道の魅力を発進するため、動画コンテンツの制作・発信などを行う予定。近年は競技登録者数が右肩下がりとなっており、再興のために名実共に日本柔道界の顔と言える井上氏に初代委員長の白羽の矢が立った。

 井上氏は全柔連を通じて「柔道には心と体を強くすることはもちろん、子供からお年寄り、女性、障がいをお持ちの方々など、幅広い層が楽しみ、親しんでいただける魅力があります。この委員会では、その柔道が、選択肢や価値観が多様化する現代社会において、改めてどのような役割を担い、価値が提供できるのか、様々な意見を聞きながら、“する”だけでなく、“みる”“ささえる”人を増やしていくためのアクションの実行、コミュニティの形成を通じての社会貢献を目指していきたいと考えます」とコメントした。同委員長の対外呼称はチーフストラテジーオフィサー(CSO)となる。

 理事会では金野潤強化委員長(54)の再任と、女子担当の中村淳子副委員長(47)の就任も承認した。男女代表の監督人事は、今月28日の理事会で決定する。

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