“秋女”古江が初の大会連覇に挑む 住友生命レディース東海クラシック

[ 2021年9月16日 16:02 ]

<住友生命レディース・練習日>笑顔で練習ラウンドをスタートする古江彩佳(撮影・井垣 忠夫)
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 女子ゴルフの住友生命レディース東海クラシック(賞金総額1億円、優勝賞金1800万円)は17日から3日間、愛知県美浜町の新南愛知CC美浜C(6502ヤード、パー72)で行われる。

 2020年大会の覇者・古江彩佳(21=富士通)は今夏、海外メジャーのエビアン選手権、全英女子オープンと続く欧州遠征を敢行。それぞれ4位、20位と好成績を残した。その後、2週間の隔離などを経て今大会が国内ツアー復帰第2戦となる。自身初の大会連覇へスタートダッシュが必要となる大会初日は賞金ランキング1位・稲見萌寧(22=都築電気)、2019年のこの大会の覇者・渋野日向子(22=サントリー)と同じパーティーに入った。

 「注目されるメンバーだと思うので緊張感もありながらいいラウンドができたらいいなと思います」

 隔離明けで調整が不十分だった前週の日本女子プロ選手権は初日に75を叩いて87位と大きく出遅れ、結果54位に終わった。その後、急ピッチで「無意識のうちですけど、怖がって緩んでる感じが多かった」というショットのブレを修正してきた。昨年のこの大会ではプレーオフを含めると3日間55ホール、ボギーなしでプロ初優勝を飾るという離れ業をやってのけた。ただ単に1勝を挙げたという以上に好イメージの残っている大会でもある。

 「今年は優勝ができていないのでまずは1勝したいなというのが目標です」

 アマチュア優勝を果たした2019年富士通レディースを含めた古江の過去4勝は全て9~11月に挙げたもの。「秋女」にとってシーズン本番はこれからだ。 

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