バレー男子日本代表・石川祐希、両軍最多19得点も「修正していく力が足りない」

[ 2021年9月16日 21:33 ]

バレーボール 男子アジア選手権   日本1―3中国 ( 2021年9月16日    千葉ポートアリーナ )

試合後のリモート取材に応じたバレーボール男子日本代表の石川
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 2次リーグ第1戦が行われ、E組の日本(A組1位)は中国(C組2位)に1―3(19―25、29―27、21―25、19―25)で敗れ、今大会初黒星を喫した。絶対的エースで主将の石川祐希(25=ミラノ)が両軍最多19得点を挙げたが、チーム全体でサーブミスが20本。中国のコースをつくサーブや高さのあるブロックにも屈した。

 第1セットから流れをつかむことができなかった。石川は自身のサーブミスで試合がスタートする悪い立ち上がりに「入りが悪かった」。第2セットこそジュースに持ち込んで接戦を制したが、主導権を握ることができず「試合の中で修正していく力が足りない」と反省した。

 中垣内祐一監督(53)も「終始中国ペースで進んでしまったことが完敗の理由」と振り返り、「準備の差があった」とした。1次リーグの成績が持ち越され、日本は1勝1敗。17日にオーストラリア(C組1位)と戦う。エースは「明日、勝たなければ、この2次リーグは突破できない。ミスが多かったの修正して臨みたい」と語った。

 今大会は16チームが参加し、上位2チームに来年の世界選手権(ロシア)への出場権が与えられる。

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