6連覇狙う天理大 合言葉「ステイハングリー」胸に早朝から階段ダッシュ 主力そろえば激変の可能性

[ 2021年9月15日 05:30 ]

ムロオ関西大学ラグビーAリーグ開幕直前連載

天理大のフッカー佐藤康主将は2年連続の日本一を目標にしてチームをまとめる

 ムロオ関西大学ラグビーAリーグが18日の同大―関大で開幕する。東京五輪のスケートボードで話題になった「ゴン攻め」のごとく、ガンガン攻める8チームの横顔を紹介。昨季、関西勢として36大会ぶりに日本一になった天理大は、「危機感」を持ってリーグ6連覇に挑む。

 昨季日本一の天理大から、王者の余裕は感じられない。あるのは「危機感」だと、フッカー佐藤康主将(天理)は厳しい表情をした。

 春は明大、同大に、夏合宿でも明大、帝京大に敗れた。全試合で40点以上を奪って全国の頂点に立った昨季のレギュラーが9人も抜けた影響は、攻撃以上に守備に表れた。

 「ディフェンスで簡単に抜かれている。当たりの面でも負けている。守備さえしっかりできていれば、そう負けることはない。タックルに入るのが天理なのに、甘さが出た」

 伝統の展開ラグビーに加え、スクラムと体の強さを看板にして、関西リーグ5連覇&32連勝中の常勝軍団になった。破壊力あるアタックは、泥臭く体を張る守備があるからこそ成り立っていたが、その根幹が揺らいでいると主将は嘆くのだ。

 新チームが発足した今春、チャレンジャー精神を忘れないようにと、スローガンを「ステイハングリー」とした。春は早朝の階段ダッシュを全体で取り組み、夏場は3部練習の合宿をするなど、貪欲に厳しい練習に挑んだ。不本意な結果が続いているが、佐藤、ロックのモアラ、No・8山村ら、Vメンバーが軒並み故障し、ここまでベストメンバーで戦えていないことを考慮すれば、秋に激変する可能性は十分にある。

 19日の近大戦(ヤンマースタジアム長居)で始まるリーグ戦。主将は「ディフェンスが天理のラグビー。強いコンタクトでらしさを出したい」と足場を固めながら連覇を目指す。(倉世古 洋平)

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