東京パラは史上最多4403選手が参加 女子1853人も最多とIPC公表

[ 2021年8月24日 11:31 ]

パラリンピックのシンボルマーク「スリー・アギトス」
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 国際パラリンピック委員会(IPC)と東京五輪・パラリンピック組織委員会が24日、東京・有明のメーンプレスセンターで定例会見を開き、IPCのクレイグ・スペンス広報部長は東京パラリンピックの参加選手数が史上最大の4403人になることを明らかにした。従来の記録は2016年リオデジャネイロ大会の4328人だった。

 4403人の内訳は男子2550人、女子1853人。女子はリオ大会の1671人を超えて史上最多の参加数という。同広報部長は「女子の参加は10・9%の増加。男女平等という意味で正しい方向に進んでいると思う」と話した。162の選手団では地元の日本が最も参加選手数が多く254人。2番目が中国で248人という。

 また、組織委はパラ関連で新たに選手1人を含む10人が新型コロナウイルス検査で陽性になったと発表した。内訳は国内在住者5人(業務委託スタッフ4人、組織委職員1人)、海外から来日した選手1人、メディア1人、業務委託スタッフ1人、大会関係者2人。選手の所属などは非公表。海外選手と大会関係者のうち1人が選手村に滞在していた。

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2021年8月24日のニュース