アーチェリーを花園で!?五輪銅の古川 東大阪市長に専用施設設置熱望

[ 2021年8月24日 05:30 ]

東京五輪のアーチェリーで、団体と個人の銅メダルを獲得した古川高晴(右)と女子団体5位の山内梓は東大阪市の野田義和市長から表彰された
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 東京五輪のアーチェリー男子団体と個人で銅メダルを獲得した古川高晴(36=近大職)が23日、東大阪市役所を訪問し、市長賞詞を授与された。古川は野田義和市長らとの歓談の席で「五輪を見て興味を持っていただいた方に、どこで始められますかと聞かれても、大阪府には2カ所しかない」と専用施設の設置を直談判。野田市長は「市として真剣に考えます」とアーチェリー場に転用できる市内の施設を模索する考えを示し、さらに「ラグビー場を使っていなかったら」と、花園を臨時の試合場にする仰天案も口にした。

 アーチェリーを取り巻く環境は厳しく、日本の競技人口は約1万2000人にとどまる。普及を願う古川は「もしタイミングが合えば話をしようと思った」と狙いを定めて訪問。市長の心を見事に射止めた。

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