2日がかりの熱戦も…土居 ウィンブルドン1回戦敗退「これもテニス」

[ 2021年6月30日 05:30 ]

ウインブルドン1回戦で敗退した土居(AP)
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 テニスのウィンブルドン選手権第2日は29日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、女子シングルス1回戦で土居美咲(ミキハウス)がクレア・リウ(米国)に6―2、3―6、7―9で敗れた。前日に日没順延となり、最終セットの4―5から再開した。

 第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)や主催者推薦出場で41歳のビーナス・ウィリアムズ(米国)が2回戦に進んだ。

 17年以来の出場の土居が2日がかりの熱戦を落とし、4年ぶりの勝利を手にできなかった。前日に最終セットで相手のマッチポイントをしのいだ直後に日没順延。再開後に6―5とリードしたが押し切れず「自分がチャンスをものにできなかった。これもテニス」と受け止めた。

 繰り上がりで東京五輪代表に選ばれ2大会連続で出場する。30歳のサウスポーは「前回リオを経験していることもあって正直、4大大会ほど重要視していないが、両親や親戚など周りが喜んでくれるので大事」と思いを語った。

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2021年6月30日のニュース