テニス 青山・柴原組 初の五輪代表

[ 2021年6月30日 05:30 ]

(左から) 青山修子、柴原瑛菜、マクラクラン勉
Photo By 共同

 日本テニス協会は29日、ダブルスの女子で青山修子(近藤乳業)柴原瑛菜(橋本総業)組と男子でマクラクラン勉(イカイ)が東京五輪出場権を獲得したと発表した。

 国際テニス連盟(ITF)から通知があり、3人は初の五輪代表。マクラクランはシングルスで既に4大会連続出場が決まっている錦織圭(日清食品)とペアを組む。日本はシングルスと合わせ、男女4人ずつが出場権を手にした。

 ◇青山 修子(あおやま・しゅうこ)1987年(昭62)12月19日生まれ、東京都出身の33歳。日大三高、早大出、近藤乳業。9歳で競技を始める。ダブルスのスペシャリストでツアーでは12年に初優勝。通算16勝でこのうち柴原とのペアで7勝をマーク。世界ランキングは自己最高13位。1メートル54。

 ◇柴原 瑛菜(しばはら・えな)1998年(平10)2月12日生まれ、米カリフォルニア州出身の23歳。橋本総業。7歳で競技を始める。ダブルスで16年全米オープン・ジュニア優勝。19年にプロ転向し、青山とペア結成。ダブルスで同年にツアー初優勝を飾り、通算7勝は全て青山とのコンビ。1メートル70。

 ◇マクラクラン 勉(べん)1992年(平4)5月10日生まれ、ニュージーランド出身の29歳。米カリフォルニア大バークリー校出、イカイ。14年にプロ転向。ダブルス専門で17年の楽天ジャパン・オープンでツアー初優勝を果たし、通算6勝。世界ランキングは自己最高18位。1メートル85、80キロ。

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2021年6月30日のニュース