橋本会長「東京モデルの安心安全な大会にまい進」五輪文化プログラムイベント出席

[ 2021年6月30日 13:06 ]

東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長
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 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の橋本聖子会長(56)と日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(64)が30日、都内で行われた五輪文化プログラム「オリンピック・アゴラ」のオープニングイベントに出席した。

 同プログラムは芸術、文化を通して五輪精神や理念を伝えることを目的とした展示会。アーティストの作品や陸上男子100メートル世界記録保持者のウサイン・ボルト氏のユニホームなどが飾られている。橋本聖子会長は「尊敬や友情、文化的な側面から五輪を伝える取り組み。非常に魅力ある内容」と語り、7月23日開幕の五輪へ「新しい大会の形の東京モデルに取り組んでおり、安心安全な大会に向けてまい進していく」と決意を新たにした。山下会長も「日本はもちろん、世界中から東京に集ったアスリートたちがこれまで培ってきた成果を発揮し、コロナで苦しい生活を強いられている世界の国々の人たちを勇気づけることを切に願っている」と期待を寄せた。

 トークイベントにはレスリング女子で五輪4連覇を達成した伊調馨(37=ALSOK)が参加し、「文化の面で今まで触れたことがなかったので、たくさんの発見があった。いろんな視点で楽しんでもらえたら」と話した。伊調が16年リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得した際のユニホームも展示されている。

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2021年6月30日のニュース