バレー女子 東京五輪日本代表12人を発表 黒後、古賀、石川らがメンバー入り 荒木は4大会連続

[ 2021年6月30日 15:17 ]

バレーボール女子日本代表の中田久美監督
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 日本バレーボール協会は30日、東京五輪に出場する女子日本代表選手12人を発表した。中田久美監督(55)はオンライン会見で涙を浮かべながら、エースの黒後愛(23=東レ)を筆頭に古賀紗理那(25=NEC)、石川真佑(21=東レ)、4大会連続代表となる荒木絵里香(36=トヨタ車体)らを選出。「少ない12人の選手を決めることは簡単ではなかった」と、思いを込めて名前を読み上げた。

 今夏の祭典で戦う火の鳥ニッポンの12人が決まった。中田監督は選考ポイントを「心」「技」「体」のほか、スローガンに掲げている3つの「わ(我・和・輪)」だと説明。鍵を握る選手に黒後を挙げ、「最後までエースとして活躍してくれることが一番だと思っている」と語った。

 5月1日には中国との五輪テスト大会を行い、同25日からは約1カ月間、イタリアでのネーションズリーグ(NL)に参加。NLの登録メンバーは17人で、試合ごとにベンチ入りする14人を選出。今回、NLの登録メンバーからは長岡望悠(29=久光)、芥川愛加(30=JT)、鍋谷友理枝(27=デンソー)、井上琴絵(31=デンソー)、関菜々巳(22=東レ)が五輪代表から外れた。

 東京五輪まで、残された時間は少ない。指揮官は「最終調整に入りたい。伝説に残るチームをつくるために本気と覚悟をかけて挑む。一戦、一戦、全力で戦う」と決意を新たにした。

 東京五輪代表に選ばれた12人は以下の通り。

<アウトサイドヒッター>
黒後愛(23=東レ)
古賀紗理那(25=NEC)
石井優希(30=久光)
石川真佑(21=東レ)
林琴奈(21=JT)

<ミドルブロッカー>
島村春世(29=NEC)
荒木絵里香(36=トヨタ車体)
奥村麻依(30=デンソー)
山田二千華(21=NEC)

<セッター>
田代佳奈美(30=デンソー)
籾井あき(20=JT)

<リベロ>
小幡真子(28=JT)

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2021年6月30日のニュース