東京五輪パラ、プレーブックで罰則明確化 組織委中村氏「国民も選手も安心安全が実感できる」

[ 2021年6月15日 21:09 ]

国立競技場と五輪マーク
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会は15日、参加選手が守るべき新型コロナウイルス対策の行動ルールとまとめた「プレーブック(PB)」の改訂第3版を公表した。

 検査拒否や、マスク非着用、またソーシャルディスタンスをキープしないなどルールに従わない場合の措置を明確化。アクレディテーションの剥奪や大会からの除外、失格、罰金などの厳罰を含む制裁を適用する。組織委員会の中村英正氏は「悪質な違反があった場合は命に関わる。(国外退去も)ありうる。厳しい措置を明らかにすることで、国民も選手も安心安全が実感できる」と語った。

 メダリストが違反した場合、メダルの剥奪まで及ぶか問われた国際オリンピック委員会(IOC)のエグゼクティブディレクターのクリストフ・デュビ氏は明言を避けた。

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2021年6月15日のニュース