笹生優花 異例の焼き肉店駐車場の車内から会見 次の夢は「世界一になること」

[ 2021年6月15日 05:30 ]

全米女子オープン優勝トロフィーを手に笑顔を見せる笹生(C)日本女子プロゴルフ協会
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 ゴルフの全米女子オープン(6日閉幕)で日本女子3人目の海外メジャー制覇を成し遂げた笹生優花(19=ICTSI)が13日(日本時間14日)、オンライン会見を行った。

 異例ずくめの会見だった。カリフォルニア州に滞在している笹生は、夕食を取るために訪れた焼き肉レストランの駐車場に止めた車内から参加。「ホテルのキッチンのテーブルに置いている」優勝トロフィーを抱えて笑顔で質問に答えた。

 会見の途中には「ご飯食べながらでも大丈夫ですか」と無邪気な要望も。これは司会者に認められなかったが、終了後には店内で待っていた父・正和さんらと合流する様子を“生中継”。天真らんまんな笹生らしい、ほんわかムードの30分間だった。

 快挙から1週間。笹生は「インタビューなど1週間いろいろあったので忙しかったけど、次の試合が近づいてきたので、そこに向けて練習している」と24日開幕の全米女子プロ選手権(ジョージア州)に備えて調整していることを明かした。

 次戦にはメジャー2連勝が懸かるが「まず楽しんでゴルフをする。経験もいっぱい受け入れて、自分の納得できるゴルフをしたい」と抱負を語った。

 日本とフィリピンの二重国籍を持つ笹生。フィリピン代表で出場する意向の東京五輪(8月4~7日、埼玉・霞ケ関CC)に関しては「ゴルフを始めた時は五輪にゴルフのイメージがなかった。大きなメジャーと見ている。出られるだけでありがたい。自分のゴルフができるよう頑張りたい」と意欲を示した。

 20日には20歳の誕生日を迎える。「次の夢」を聞かれると「ゴルフを始めた時からの夢が世界一なので、世界一になること」ときっぱり言い切った。

 【笹生に聞く】
 ――メジャー制覇で最高の10代の締め方になったのでは?
 「まだ、ハタチになりたくない気持ちも(笑い)。ハタチになったら時間が早くなるって聞いているので、ちょっと嫌だなって」

 ――優勝賞金100万ドル(約1億1000万円)の使い道は?
 「欲しいものもないですし、今はまだためておきます。今後、家を建てたりいろいろあると思うので」

 ――宮里藍さんが“素晴らしい”と祝福していた。
 「SNSでも見ました。自分がゴルフを始めたきっかけでもあるのが宮里藍さん。凄くうれしいです」

 ――この優勝で目標の世界ランク1位に近づいたのでは?
 「全然近づいたとは思っていない。ゴルフ人生もまだ長いので。マイペースで頑張っていきたい」

 ――米ツアーメンバー登録を済ませたが拠点はどこに?
 「どこがいいか分からないんですけど、トップ選手がみんなフロリダなので。そこがいいのかなとも思いますけど…、家族で話して決めていきたいです」

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