大坂なおみ、初の五輪切符獲得 男子は西岡、錦織が出場へ

[ 2021年6月15日 05:30 ]

大坂なおみ
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 テニスの東京五輪出場選手が決まる14日付世界ランキングが発表され、女子シングルスで2位の大坂なおみ(23=日清食品)が初の五輪切符を手にした。男子シングルスでは56位の西岡良仁(25=ミキハウス)と57位の錦織圭(31=日清食品)も代表入りが確実となった。西岡は初、錦織は4大会連続の出場。錦織は10年11月から維持してきた日本勢最上位を明け渡した。

 大坂は13日に閉幕した全仏オープンで精神的負担を理由に記者会見に応じず、2回戦を棄権。ツイッターで「うつ」を告白し「しばらくコートを離れる」とした。関係者は「ウィンブルドン選手権は五分五分だが、五輪には必ず出る」と説明しており、28日開幕のウィンブルドン選手権を欠場すれば、五輪がぶっつけ本番になる可能性もある。

 五輪出場権はシングルスが各国・地域最大4人までの上位56人、ダブルスが10位までに与えられ、公傷制度の適用を受ける選手もいる。ケガなどで辞退する選手が出た場合は繰り下がるため、日本勢の五輪代表は増える可能性がある。ダブルスは開催国枠もある。

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2021年6月15日のニュース