明生が出稽古で11番 春場所後に左足のかかとを手術したと明かす「切開して深くえぐった」

[ 2024年5月3日 21:00 ]

時津風部屋で欧勝馬(右)らと申し合い稽古を行う明生(撮影・前川 晋作)
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 大相撲の西前頭5枚目・明生(28=立浪部屋)が3日、東京都墨田区の時津風部屋へ出稽古して計11番取った。

 まず平幕力士6人による申し合い稽古に参加し、新入幕の欧勝馬(27=鳴戸部屋)や正代(32=時津風部屋)らを相手に8番。その後、同部屋の大関・豊昇龍(24)と3番取って充実の汗を流した。

 明生は春巡業の全日程を休場。提出された診断書には「尋常性疣贅(ゆうぜい)」と記されていた。疣贅とは、いわゆる「いぼ」のこと。「1年以上前から気にはなっていた」と左足のかかとに違和感を感じており、春場所後の3月26日に手術。「切開して深くえぐった」という。

 4月前半はかかとを着くことができず、四股やすり足もできなかった。それでも、先週から実戦稽古を開始。「普通ならもっと掛かるけど、治り早いと言われました。もう相撲を取る稽古ができているのでよかったです」。この日は左足に足袋を履いており、足の運びは問題なかった。夏場所(12日初日、東京・両国国技館)には、万全の状態で臨めるようだ。

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