ソフトバンク工藤監督の長女・遥加が単独首位キープ ツアー初優勝へ「気持ちで負けない」女子ゴルフ

[ 2021年5月29日 19:52 ]

女子ゴルフツアー リゾートトラスト・レディース第3日 ( 2021年5月29日    愛知県 セントクリークGC6605ヤード、パー72 )

<リゾートトラストレディス3日目>3番、ティーショットを放つ工藤遥加(撮影・椎名 航)
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 工藤遥加(28=フリー)が1バーディー、2ボギーの73で回り通算9アンダーで単独首位を守った。

 前日はツアー自己ベストの66をマークしたが、この日はティーショットが不調で我慢のゴルフになった。

 2番でパーオンできずボギーが先行。8番パー5で残り125ヤードからの第3打を1メートルにつけて取り返したが、9番でティーショットを左に曲げてスコアを落とした。

 「昨日までと違って、ティーショットが曲がって、フェアウエーからグリーンを狙うのが難しかった」と悔しさをにじませたが「自分のやることに集中してできた。後悔はない」と言い切った。

 プロ野球ソフトバンクの工藤公康監督の長女で1メートル71、65キロの恵まれた体格。高校入学後に本格的にゴルフに取り組み、11年プロテストに一発合格。将来を嘱望されていたが、ツアーで結果を残せず10年の時間が過ぎた。

 首位では14年サントリー・レディース以来2度目、単独首位としては初めて最終日に臨む。最終日最終組は14年サントリー・レディース、19年サマンサタバサ・レディースに次いで3度目。黄金世代の勝、新垣と同組で回る。「2人ともアグレッシブなゴルフをする。回るのが楽しみ。気持ちで負けないようにプレーする」。悲願のツアー初優勝に照準を絞った。

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