大迫傑、五輪本番へ異例の調整 米競技会の1万メートルに2レース出場「ピリッと仕上げたかった」

[ 2021年5月29日 13:03 ]

大迫傑
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 東京五輪男子マラソン代表で前日本記録保持者の大迫傑(30=ナイキ)が28日(日本時間29日)、米オレゴン州ポートランドで行われた競技会に出場。五輪本番に向けて1万メートルを立て続けに2レース走る異例の調整を行った。1本目は27分56秒44(速報値)で組1着。2本目は29分4秒28で組2着だった。レース前日の27日(日本時間28日)には自身のYouTubeで「マラソン練習の一環。動き的に間延びしていたのでピリッと仕上げたかった」と狙いを語っていた。

 今後は高地で五輪に向けたトレーニングを積む予定だという。大迫は昨年12月に出場した日本選手権1万メートルは27分36秒93の自己ベストを出していた。

 昨年の福岡国際マラソンを制した吉田祐也(24=GMO)は27分58秒68で3着だった。

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