花井 女子59キロ級初V、世界選手権代表も決定 レスリング全日本選抜

[ 2021年5月29日 05:30 ]

女子59キロ級決勝で優勝した花井瑛絵(奥、代表撮影)
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 レスリング全日本選抜選手権第2日は28日、10月の世界選手権(ノルウェー)代表選考会を兼ねて東京・駒沢体育館で行われ、女子59キロ級は花井瑛絵(21=至学館大)が初優勝して代表を決めた。男子グレコローマンスタイル97キロ級は五輪予選に出場した奈良勇太(25=警視庁)が5連覇し、全日本選手権優勝者とのプレーオフも制して代表入り。フリースタイル125キロ級は山本泰輝(24=自衛隊)が代表切符を得た。

 花井は決勝で田南部夢叶(21=日体大)を2―1で下し「世界選手権が目標だった。スタートラインに立ててうれしい」と喜んだ。練習パートナーを組む東京五輪57キロ級代表の川井梨紗子(26=ジャパンビバレッジ)がセコンドにつき、花井は「長い間練習していただいてここまで来ることができた」と感謝。東京五輪までは「外国人のようなレスリングをして、練習を自信に変えてもらえるようにできたら」と先輩のサポートを誓った。

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2021年5月29日のニュース