ラプターズも4点差で惜敗 ジャズに競り負ける 渡辺は2得点

[ 2021年5月2日 13:24 ]

第2Qにダンクを決めたラプターズの渡辺(AP)
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 NBA東地区全体12位のラプターズは1日、敵地ソルトレイクシティー(ユタ州)で西地区全体2位のジャズと対戦。善戦したものの102―106(前半62―56)で敗れて26勝38敗。プレーオフ進出に可能性を残す下限の10位につけているウィザーズ(29勝35敗)と11位のブルズ(26勝38敗)がこの日ともに敗れていたが、白星を挙げることはできなかった。

 渡辺雄太(26)は第1Qの残り3分37秒からコートに登場。第2Q1分30秒に右のコーナーから放った3点シュートは入らなかったが、その1分後には速攻から右サイドを疾走し、ケム・バーチ(28)のアシストを受けてダンクを決めた。結局この日は14分の出場でフィールドゴール(FG)の成功は3本中、ダンクの1本で2得点。アシストを2つ、リバウンドとスティールを1つずつ記録したもの、勝利にはつながらなかった。今季の3点シュートの成功は74本中39本。45試合目の出場を終えた時点で成功率は40・5%とまだ40%台をキープしている。

 ラプターズではガードのフレッド・バンブリート(27)がチーム最多の30得点をマーク。マジックからシーズン途中で加入してきたセンターのバーチも17得点と10リバウンドを稼ぎ、先発全員が2ケタ得点を記録したものの、勝負どころの第4Qでは13―21とリズムを失って終了のブザーを聞いた。これで西地区遠征4連戦の2試合を終了。2日にはレイカーズ、4日にはクリッパーズと対戦することになっているが、レギュラーシーズンの残りは8試合しかなく、ロサンゼルスでの2試合は必勝態勢となりそうだ。

 前日に西地区全体首位から同率ながらサンズに抜かれて2位に順位を下げたジャズは、ボヤン・ボグダノビッチ(32)が6本の3点シュートなどで32得点を稼いで勝利に貢献してチームは46勝18敗。ドノバン・ミッチェル(24)とマイク・コンリー(33)の主力2人を欠いているがホームでは今季27勝4敗で、試合のなかったサンズを抜いて首位に返り咲いた。

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2021年5月2日のニュース