全柔連・山下会長 理事会に結果報告せず反省、愛知県連執行部刷新要望案

[ 2021年3月24日 05:30 ]

全日本柔道連盟の山下泰裕会長
Photo By スポニチ

 全日本柔道連盟(全柔連)の山下泰裕会長は23日、都内で記者会見を開き、コンプライアンス委員会がガバナンス(統治)欠如により愛知県連盟執行部の刷新を求める業務改善要望案を提出した問題について説明した。同会長は1月に愛知県連の河原月夫会長と面会して改善要請しながら、その結果を理事会に報告しなかった対応を反省した。

 昨年11月にコンプライアンス委が山下会長に提出した要望案は理事会でも示された。対応を一任された同会長は全柔連副会長らと協議し、河原会長に口頭で注意。謝罪が得られたため、コンプライアンス委は「本案件はこれで終了」との認識だったという。ただ全柔連は全ての経緯を理事会に知らせておらず、中里壮也専務理事は「報告するのが丁寧な対応だった」との見解を示した。

続きを表示

2021年3月24日のニュース