桃田賢斗、復帰戦は準々決勝敗退 世界10位に苦杯 国際舞台で1年5カ月ぶり黒星

[ 2021年3月19日 21:43 ]

バドミントン全英オープン第3日 ( 2021年3月19日    バーミンガム )

桃田賢斗(AP)
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 各種目の準々決勝が行われ、男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗(26=NTT東日本)は同10位のリー・ジー・ジア(マレーシア)に0―2(16―21、19―21)のストレート負けを喫し、2年ぶり2度目の優勝はならなかった。桃田が棄権を除いて国際舞台で敗れるのは19年10月のフランス・オープン準々決勝以来1年5カ月ぶりだった。

 リードしていた第1ゲームは終盤に7連続失点で逆転を許して落とした。第2ゲームも序盤から劣勢で、終盤の反撃もおよばなかった。今大会は昨年1月の交通事故を乗り越えて1年2カ月ぶりの復帰戦。1、2回戦はストレート勝ちを収め、準々決勝に向けて「相手が誰であろうと自分ができることを精一杯出し切るだけ。しっかり準備したい」と話していたが、世界上位の厳しさを改めて痛感する機会となった。

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2021年3月19日のニュース