橋本聖子会長、小野清子さん悼む「願わくば東京大会を見ていただきたかった」

[ 2021年3月19日 18:31 ]

橋本聖子会長
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長(56)が19日、都内で定例会見を行った。

 13日に1964年東京五輪の体操女子団体総合銅メダリストで、参院議員として国家公安委員長などを務めた小野清子さんが死去。64年東京五輪直前に生まれた橋本会長は「ママさん選手として銅メダルを獲得したことを聞かされて育った。本当に残念。心からのご冥福をお祈り申し上げたい」と悼んだ。

 政治家とアスリート、二足のわらじで五輪に出場した橋本会長は「まだまだジェンダー平等の世界からは当時の女子スポーツは遅れを取っていた時代にあって先頭を切って“女性のスポーツのあり方をしっかりと国会でも取り上げていかないといけない時代がきた”と声を掛けていただいた」と回想。続けて、「今までの功績を継承させていただきたい。願わくば東京大会を見ていただきたかったと本当に思います。天国で喜んでもらえるように頑張りたい」と東京大会の成功へ決意を語った。

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2021年3月19日のニュース