新たに2選手コロナ陽性…全豪OP続くゴタゴタ、大坂なおみもとばっちり、屋外練習SNS投稿“炎上”

[ 2021年1月21日 05:30 ]

19年、全豪OP初優勝を果たし、トロフィーにキスする大坂なおみ(AP)
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 2月8日に開幕するテニス全豪オープンの出場予定選手の感染拡大が止まらない。開催地メルボルンのあるビクトリア州当局は20日、選手2人が新型コロナウイルス検査に陽性反応を示したことを明らかにした。ロイター通信によると、選手や関係者の感染者は計10人に増加。約1200人に上るテニス関係者が入国するビッグイベントを前に、混乱は拡大している。

 選手、関係者らはチャーター機でメルボルン入りしたが、感染者が出た15日着便に乗っていた錦織圭(31=日清食品)らはホテルの自室に2週間隔離されている。70人を超える選手が練習できない環境下にいる一方で、感染者の出ていない便に搭乗した選手は“バブル”と呼ばれる隔離施設内で1日5時間の練習が可能。公平性を担保できない状況に陥っている。

 騒動は2年ぶりの優勝を狙う大坂なおみ(23=日清食品)にも波及した。ジョコビッチ(セルビア)らも出場する29日のエキシビションマッチに参加するため、14日にアデレード入り。許可されている範囲内で屋外で練習する映像をSNSに投稿したところ、自室に隔離されている複数の選手から批判を浴びた。男子世界ランキング66位のシャルディー(フランス)は「アデレードを拠点とする選手たちが特権を得ている」と主張。大坂は運営側からの要請で映像を削除した。

 全豪オープンは当初は1月18日に開幕予定だったが、3週間先送りされた。混乱が続くが、トーナメントディレクターのタイリー氏は「大会を成功させることで、東京五輪の開催にも自信を与えたい」と強調。東京五輪への試金石にもなるだけに、今後の展開から目が離せない。

 《ねずみも出た カザフ選手思わぬ災難》新型コロナ陽性者とチャーター機に同乗し、自室からの外出を禁じられている女子世界28位のプチンツェワ(カザフスタン)が20日、部屋に出現したねずみの動画をツイッターに投稿した。ねずみが出て眠れないと訴えて部屋を替えてもらったというものの「1匹じゃなくて何匹もいるわ。違う部屋で同じ出来事」と不満げ。部屋が満室で再変更は認められなかったといい「冗談でしょ」と嘆いた。

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