ヒートがコロナの影響で8選手をそろえられず試合を断念　前日はウィザーズと対戦

9日に行われたウィザーズ対ヒート戦（AP）
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　10日にボストン（マサチューセッツ州）で行われる予定だったセルティクス（7勝3敗）対ヒート（4勝4敗）が延期となった。NBAの試合の延期は12月23日のロケッツ対サンダー戦以来、今季これが2度目。AP通信によれば、平均10・0得点をマークしていたガードのエイブリー・ブラドリー（30）が新型コロナウイルスの感染防止規定によって安全管理下に置かれ、さらに濃厚接触者などの確認作業に入ったために午後7時の試合開始時までに最少人数（8人）を確保できなくなったとしている。

　一方、ヒートの対戦相手だったセルティクスではセンターのロバート・ウィリアムス3世（23）が検査で陽性反応を示し、ジェイソン・テータム（22）、ジェイレン・ブラウン（24）といった主力2人を含む7人も管理下に置かれ、ケンバ・ウォーカー（30）ら故障者2人を含めて9人が離脱。しかしこの日予定されていたヒート戦には最少人数の8人は登録できる状態だった。

　ヒートの本拠地はフロリダ州マイアミで、同州では12日に1万2313人の感染者が判明して108人が死亡。新規感染者は13日連続で5ケタを記録しただけでなく、変異ウイルスへの感染例も増加している。

　なおウィザーズは8日にセルティクスと対戦し、テータムにマッチアップしていたブラドリー・ビール（27）が管理下に置かれて9日のヒート戦は欠場。そのヒート戦にはこの日管理下に置かれたブラドリーも19分出場（5得点）している。