大学ラグビー、有観客決勝は1万1411人 5000枚以上が未使用 “人口密度”はまだら模様

[ 2021年1月11日 21:56 ]

ラグビー全国大学選手権決勝   天理大55―28早大 ( 2021年1月11日    東京・国立競技場 )

<天理大・早大>有観客試合で開催された大学ラグビー決勝(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 昨年度は5万7345人だった新しい国立競技場での決勝の観衆は、1万1411人だった。

 日本ラグビー協会は政府方針を受け、先月26日から予定していたチケットの一般販売を中止。その時点で先行販売済みだった約1万7000枚のみを有効とした。今月8日には東京都など1都3県に緊急事態宣言が発出され、無観客開催も検討されたが、大規模イベントの開催要件である「最大5000人かつ収容率50%以下」は販売済み分には遡及適用されないとして、有観客開催に踏み切った。

 今回はチケットの払い戻し対応を行うため、5000枚以上が使用されず、約6万8000席のスタンドは空席が目立った。一方、販売済みだった指定席チケットは、緊急事態宣言発出後の席割りのやり直しなどは行わず。隣同士は1席空けて販売されたものの、観客が集中するエリアと全く人のいないエリアにくっきりと分かれた。

続きを表示

2021年1月11日のニュース