瀬戸大也 日本水連の事情聴取で謝罪…13日処分決定、五輪内定取り消しには発展しない見通し

[ 2020年10月13日 05:00 ]

事情聴取を終えて車で引き揚げる瀬戸(左)=撮影・篠原 岳夫
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 週刊新潮に報じられた不倫問題で東京五輪競泳日本代表の主将を辞退した瀬戸大也(26)が12日、都内の日本水連事務局を訪れ、倫理委員会から事情聴取を受けた。倫理委員長を務める坂元要専務理事(65)らによる聴取は約1時間行われ、13日に開催する臨時常務理事会で処分が討議される。

 瀬戸は濃紺のスーツ姿で出席。取材には応じなかったが、会場入りの際には報道陣に一礼した。坂元専務理事は「真摯(しんし)な態度で説明していたか?」との質問に「そうですね」と返答。謝罪の言葉については「ありました。いつもと同じでした」と説明した。日本水連は処分を下す方針だが、五輪内定取り消しには発展しない見通しだ。

 瀬戸は9月30日に日本水連を訪れて謝罪。五輪の競泳日本代表主将を辞任し、日本オリンピック委員会のシンボルアスリートも返上した。ANAとの所属契約も解除され、現在は所属がない。エントリーしている賞金大会の国際リーグ(今月下旬~、ブダペスト)に出場するかは、処分内容などを加味した上で判断する方針だ。

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2020年10月13日のニュース