セインツが延長を制して3勝目　チャージャーズは4連敗　4Q終了間際のFGを失敗

第4Qの終了間際、50ヤードのFGを失敗したチャージャーズのバグリー（AP）
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　NFLは12日、ルイジアナ州ニューオーリンズで第5週3日目の1試合を行い、地元のセインツが延長の末にチャージャーズを30―27（前半10―20、延長3―0）で振り切って3勝2敗。20―27で迎えた第4Qの残り52秒、QB登録されているユーティリティーのテイソン・ヒル（30）が9ヤードのTDランをマークして同点に追いつき、先攻となった延長では36ヤードのFGを成功させ、後攻となっていたチャージャーズのオフェンスを守備陣が断ち切って勝利を収めた。

　チャージャーズは4連敗で1勝4敗。このうち2つが延長敗戦とあってダメージが残る試合となった。ドラフト全体6番目に指名された新人QBジャスティン・ハバート（22）は264ヤードと4TDを挙げたものの、先発に抜てきされた第2戦から4試合でまだ白星なし。チャージャーズは第4Q残り5秒からのプレーでキッカーのマイケル・バグリー（25）が50ヤードのFGを決めていれば勝っていたが、ボールは無情にも右のポストに当たって跳ね返った。3季目のバグリーは第1QにもTDのあとのキックを失敗。この失った1点も勝敗に大きく影響した。

　なお13日には新型コロナウイルスの感染者が出たために延期となっていたタイタンズ対ビルズの一戦が、第5週最後の試合として開催される。