体操 11・8コロナ拡大後初国際大会は男女混合団体戦 内村航平らが出場

[ 2020年10月13日 05:30 ]

11月に東京で開催される体操の国際競技会について、参加予定選手を発表する協会関係者
Photo By 共同

 日本体操協会は12日に都内で会見し、11月8日に東京・国立代々木競技場で行う体操の国際大会の概要を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大後、五輪競技では国内初の国際大会で、日本、米国、ロシア、中国が参加。16人ずつ2チームに分け、男女混合の団体戦で実施する。種目別の鉄棒に絞って東京五輪を狙う内村航平(31=リンガーハット)らが出場する。

 海外チームへの対応が課題となるが、感染予防のため来日2週間前からの定期的なPCR検査に加え、日本滞在中は毎日検査を実施。試合会場、練習会場、宿泊ホテル以外の外出は基本的に禁止とし、無断で外出した選手は大会参加を認めない厳しい姿勢で臨む。約2000人の有観客で行う予定だ。

 来夏の東京五輪に向けて試金石の大会となる。オンラインで会見に参加した国際連盟の渡辺守成会長は、「世界のスポーツ界は、友情と絆を忘れずに夢を追いかけ続けているということを、日本だけでなく世界にアピールしたい」と意義を語った。

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