JOCが性的画像対策へ 「盗撮罪」の創設、議論の焦点に

[ 2020年10月13日 05:30 ]

 女子選手が競技会場で性的な意図で写真を撮影されたり、SNSに淫らな文章や画像を拡散されたりする被害拡大を受け、日本オリンピック委員会(JOC)が選手の環境を守るため競技横断的な対策に乗り出すことが12日、分かった。

 法務省の性犯罪に関する刑事法を見直す検討会では「盗撮罪」の創設が議論の一つで、今後の焦点となる。日本陸連の風間明事務局長は「スポーツを愚弄(ぐろう)する問題の取り締まりを法的に何かできないか。陸上界では袋小路に入っていたが、一歩踏み出した」と述べた。

続きを表示

2020年10月13日のニュース