稲見の父・了さん、娘の晴れ姿見られず…車パンクし「こっちはトラブル続きでした(笑い)」

[ 2020年10月12日 05:30 ]

女子ゴルフツアー スタンレー・レディース最終日 ( 2020年10月11日    静岡・東名CC=6572ヤード、パー72 )

優勝トロフィーを手にポーズを決める稲見萌寧
Photo By 代表撮影

 首位と1打差の8位から出た稲見萌寧(21=都築電気)が、通算5アンダーで並んだ浅井咲希(22=小杉CC)とペ・ソンウ(26=韓国)とのプレーオフを1ホール目で制し、今季初優勝を手にした。昨年7月のセンチュリー21レディース以来となるプロ2勝目。

 【稲見の父・了さんに聞く(静岡県三島市内で)】
 ――優勝おめでとうございます。ご覧になっていかがでしたか。
 「いや~。今日は自家用車がパンクして、ディーラーに修理に出していて、ほとんど見られなかった。プレーオフも途中でネット環境が悪くなって…。ウイニングパットには間に合いましたが、こっちはトラブル続きでした(笑い)」

 ――今日はどういった言葉で送り出しましたか。
 「ゴルフの話をあまりしないですね。自分はおにぎりを用意する係なので、いつもどおり梅をこしらえました」

 ――要因は。
 「初優勝と同じ女性トレーナーだったことですかね。彼女が担当するのは3回目ぐらい。勝率いいです」

 ――2勝目も挙げて今後への期待は。
 「次は4日間大会で勝ってほしいね。集中力が続かないのかな(笑い)」

 ――一昨年亡くなられた祖父、昭さんの命日(27日)も近い。
 「そうですね。墓前にいい報告ができるので、この勝利は大きいです」

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