日本代表No・8姫野和樹 来季はNZでプレー「帰ってきた時に成長した姿をお見せしたい」

[ 2020年10月12日 15:40 ]

姫野和樹
Photo By スポニチ

 ラグビートップリーグ(TL)のトヨタ自動車は12日、昨年のW杯で活躍した日本代表のNo・8/フランカー姫野和樹(26)が、スーパーラグビー(SR)のハイランダーズに期限付き移籍すると発表した。期間は来年1~6月で、来季のTLには出場せずに海外挑戦することが決まった。

 名古屋市出身の姫野は愛知・春日丘高(現中部大春日丘高)、帝京大を経て17年4月にトヨタ自動車入り。1年目からいきなり主将に抜てきされると、同年11月のオーストラリア戦で日本代表初キャップを獲得。昨年のW杯でも全5試合に先発し、史上初の8強入りに貢献した。

 姫野はチームを通じて「居心地のいい日本という環境を離れ、一からハングリーにプレーすることが今の私にとって必要だと思った。日本のファンの前でプレーできないのは悲しいが、帰ってきた時に大きく成長した姿をお見せしたい」などとコメントした。

 ハイランダーズはニュージーランドに拠点を置くSRチームの一つで、13~16年には日本代表SH田中史朗(35=キヤノン)が所属。日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(50)が指揮を執っていた15年には、初のリーグ制覇を果たしている。

続きを表示

2020年10月12日のニュース