今季シニア転向 渡辺倫果が新女王 2週間の隔離を経ての演技 フィギュアブロック大会

[ 2020年10月12日 05:30 ]

オンライン取材に応じるシニア女子優勝の渡辺倫果
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 フィギュアスケートのブロック大会が各地で行われ、東北・北海道選手権(新潟)の女子フリーでは、今季からシニアに転向した渡辺倫果(18=青森山田高)が全体トップの97・73点をマークし、合計152・44点で制した。東京選手権の男子フリーは山隈太一朗(20=明大)が109・69点を出し、合計167・35点でショートプログラム5位から逆転優勝した。

 カナダを拠点とする渡辺は冒頭の3回転ルッツに成功。その後はジャンプミスが相次いだが、大崩れはしなかった。全日本選手権につながる今大会に出場するため、帰国後2週間の隔離を経ての演技。氷上練習を積めなかっただけに「体力面が心配だった。その面が出た」と振り返った。渡航制限などを考慮して、来年2月までは国内で浜田美栄コーチの指導を受ける。「いい部分を全て吸収する機会」と前向きだった。

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2020年10月12日のニュース