渋野日向子 最終日「78」で51位「後半で3日間のゴルフが台無し」

[ 2020年9月14日 07:15 ]

米女子ゴルフツアー ANAインスピレーション最終日 ( 2020年9月14日    米カリフォルニア州 ミッションヒルズCC=6865ヤード、パー72 )

渋野日向子は最終日を悔しそうな表情で振り返る

 21位から最終ラウンドをスタートした渋野日向子(21=サントリー)は1バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの78とスコアを落とし、通算2オーバーの51位で大会を終えた。前半はイーブン36と耐えたが、後半は6オーバーの42。「切り替えようと思っても切り替えられなかった。前半のゴルフが30点から40点だとしたら後半はゼロに近い、むしろマイナス。ハーフだけで3日間のゴルフを台無しにしてしまった。本当に情けない」と、悔しさを押し殺しながら振り返った。

 25パットをマークした前日から一転、この日は4日間でワーストの33パットとグリーン上で苦しんだ。14番で3パットのボギー。最終18番パー5では3打目をピン手前1メートルのチャンスにつけたが、カップの縁に当たって外れてしまう。「ミスヒットもあったんですけど、ラインも読めてなくて。全てにおいて、どうにもならない状態でした」。初めての米国での戦い。日に日に硬くなり、転がりも変化するグリーンに合わせきれなかった。「みんなそう」と渋野自身はいい訳にしながったが、この日は会場が位置するランチョミラージュの最高気温が40度に達した。初めての米国での試合。集中力を保ち続けるのが、難しいシチュエーションであったのも事実だ。

 一方で、収穫もある。今季3戦連続の予選落ちをしていた中で、何よりも今大会で4日間を戦えたことが大きい。しかも、海外メジャーの舞台。3日目は67の好スコアで回った。技術面では今大会から実践したクロスハンドグリップ。最終日のバックナインこそ振るわなかったが、それでも4日間の平均パット数は28と手応えをつかんだ。「昨日のゴルフはパーフェクトでに近いゴルフで、それを4日間できれば上位に食い込めるんですけど…。でも、まずは安定感がない。爆発力もないし、飛距離も足りてないし、スピン量も。足りないものが多すぎる」。昨年全英女子オープン覇者は、多くの課題を口にした。

 次週はオレゴン州で開催されるポートランド・クラシックに参戦する。「4日間戦うことの大切さはすごい感じた。今の私に大事なことは予選通過。色んな経験をして、これからにつなげていきたい」。今大会で明確になった課題を、一つずつ乗り越えていく。 

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