トップ指名権はティンバーウルブスが獲得 八村のウィザーズは昨年と同じ9番目

[ 2020年8月21日 10:17 ]

NBAドラフトのトップ指名候補に挙がっているジョージア大のエドワーズ(AP)
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 NBAドラフトの上位指名順位を決める「ロッタリー(抽せんの意味)」が20日にシカゴでリモート形式で行われ、リーグ全体で下から3番目の勝率だったティンバーウルブス(19勝45敗)がトップ指名権を引き当てた。全体9番目の4・5%というトップ指名権獲得の確率を保持していたウィザーズはルーキーの八村塁(22)を“代表者”にしていたが、その八村を指名した昨年と同じ9番目の指名となった。

 ティンバーウルブスがトップ指名権を得たのは2015年(ケンタッキー大のカールアンソニー・タウンズを指名)以来、5年ぶり2回目。リーグ・ワーストの15勝50敗だったウォリアーズは2番目で、ティンバーウルブスとウォリアーズと同じ14・0%の“当選確率”を持っていたキャバリアーズは結局、5番目となり、7番目の確率だったブルズが4番目、8番目だったホーネッツが5番目に指名順を上げた。

 ロッタリーは1から14までの数字から4つを選んで成り立つ1001通りの数字の組み合わせから「11、12、13、14」を排除。1000通りに整えたあと、各チームが持っている“確率”に応じてあらかじめ組み合わせが与えられる。

 トップ指名権の確率に限ると、今季の勝率の下位3チーム(ウォリアーズ、キャバリアーズ、ティンバーウルブス)の3チームが14・0%となっているために持っている組み合わせは140通り。9番目扱いのウィザーズが保持していたのは4・5%で、つまりトップ指名権が当たるという“宝くじ”は1000枚中の45枚だった。なおウィザーズは2巡目の全体37番目指名権も保有している。

 これまでのロッタリーではピンポン球を使用。1から14までの番号を記したピンポン球が透明の容器の中で下から空気を送られて宙を舞い、それを担当者が4つ取り上げて“当選番号”が決定。その4つの数字を最初に割り当てられていたチームがトップ指名権を獲得できる。

 今季ドラフトで上位指名が確実視されているのは抜群の身体能力と得点能力を誇るジョージア大のシューティングガード、アンソニー・エドワーズ(19=196センチ、102キロ)、ペリカンズのポイントガード(PG)、ロンゾ・ボール(22)の実弟で大学には進学せずにオーストラリアでプレーしていた大型PGのラメロ・ボール(19=201センチ、82キロ)、昨季の全米大学最優秀選手に選出されているデイトン大のフォワード、オビ・トッピン(22=206センチ、100キロ)、メンフィス大での出場は3試合のみだったが、その3試合で19・7得点と3・0ブロックショットを記録したセンター、ジェームズ・ワイズマン(19=216センチ、114キロ)の4人。“ショットブロッカー”と、故障がちなジョン・ウォール(29)を支える“万能型ガード”の補強が重点となっているウィザーズが、どんなルーキーを指名するのかが注目されるところだ。

 リモート方式のロッタリーに参加したのはプレーオフ出場を逃した14チームで、選手が代表者となったのはウォリアーズのステフィン・カリー(32)、キングスのディアーロン・フォックス(22)、ティンバーウルブスのディアンジェロ・ラッセル(24)、ホーネッツのディバンテイ・グラハム(25)を含めて計5チーム。ただし新人では八村だけだった。

 なお1巡目の指名順は以下の通り。

(1)ティンバーウルブス
(2)ウォリアーズ
(3)ホーネッツ
(4)ブルズ
(5)キャバリアーズ
(6)ホークス
(7)ピストンズ
(8)ニックス
(9)ウィザーズ
(10)サンズ
(11)スパーズ
(12)キングス
(13)ペリカンズ
(14)セルティクス(グリズリーズから譲渡)
(15)マジック
(16)トレイルブレイザーズ
(17)ティンバーウルブス(ネッツから譲渡)
(18)マーベリクス
(19)ネッツ
(20)ヒート
(21)76ers(サンダーから譲渡)
(22)ナゲッツ(ロケッツから譲渡)
(23)ジャズ
(24)バックス(ペイサーズから譲渡)
(25)サンダー(ナゲッツから譲渡)
(26)セルティクス
(27)ニックス(クリッパーズから譲渡)
(28)レイカーズ
(29)ラプターズ
(30)セルティクス(バックスから譲渡)

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