内山“超厳戒”31日開幕テニス全米OPへ出発 隔離地域から無許可外出で2年間選手パス“剥奪”

[ 2020年8月17日 05:30 ]

ニューヨークへ向けて出発した内山
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 男子テニス世界ランキング90位の内山靖崇(28=積水化学)、同112位のダニエル太郎(27=エイブル)、同117位の添田豪(35=GODAI)らが16日、中断していたツアーの再開に向けて成田空港からニューヨークへ出発した。

 内山は全米オープン(31日~9月13日)、前哨戦のウエスタン・アンド・サザン・オープン(20~28日)に出場し、その後、欧州に転戦する予定だ。ニューヨーク到着後は大会が用意した車でホテルへ直行。PCR検査を受け新型コロナウイルスの陰性が確認されれば、選手パスが発行される運びとなる。試合会場、ホテル、空港への移動以外は外出できない隔離状態。男子プロテニス協会は無許可で“バブル”(隔離地域)を抜け出した選手には、今後2年間ツアー大会の選手パスを発行しない罰則を科す方針だ。

 外食できないため、内山は味噌汁、ふりかけなどを持参。「今までは現地の日本食レストランに行くことでリフレッシュしていたが、それができない。ウーバーイーツは頼めるみたいだけど。制限だらけだが、ツアーが再開されることを喜びたい。グランドスラム本戦での初勝利が目標」と3月のデビスカップ以来の公式戦を見据えた。

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2020年8月17日のニュース