力士は後援者との外食NG、帰省も禁止 相撲協会、感染防止へ新たな行動指針

[ 2020年8月17日 18:31 ]

日本相撲協会の芝田山広報部長
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 日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱・大乃国)は17日、報道陣の代表取材に応じ、協会員の外食について「1ランク上げてやっている。外食は第3者との接触を避ける。後援者との外食は力士は駄目。力士、親方とも外食は家族なら、感染防止されている店なら大丈夫」と話し、新たな指針を各部屋に通達したことを明かした。

 7月場所後に幕下以下の力士が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示した。濃厚接触者にPCR検査を受けさせたが、「陽性は出ていない」と全員が陰性であったという。一方、陽性反応の力士については「入院しているけど本当に(ウイルスが)微量の状況。特に何か症状があるという報告はなかった」と説明した。

 新型コロナが収束する気配を見せない中、9月場所開催に向けて、協会はさらに引き締めていく意向だ。外出についても「帰省は駄目。ホテル、旅館への宿泊はやめてください」と厳しく規制する方針。1日最大2500人を収容した7月場所だが、来場所については「なるべく早めに判断したい。いろんなパターンを考えてやっていく。お客さんを何人入れるかというのはある。状況によって入れられれば1人でも多く入れたい」と話した。

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2020年8月17日のニュース