渋野 8オーバー暫定134位 今季海外ツアー初戦1R「明日こそ中身が面白いゴルフを」

[ 2020年8月14日 02:16 ]

米、欧州女子ゴルフツアー共催 スコットランド・オープン 第1R ( 2020年8月13日    英ルネサンス・クラブ 6453ヤード、パー71 )

第1ラウンド、1番でティーショットを放つ渋野日向子(共同)
Photo By 共同

 霧による影響で約2時間遅れで第1ラウンドがスタートした。今季海外ツアー初戦となった渋野日向子(21=サントリー)は6ボギー、1ダブルボギーの79で回り、8オーバーの暫定134位でホールアウトした。AIG全英女子オープン(20日開幕、ロイヤルトルーンGC)の前哨戦に位置付けられる今大会で、リンクスの洗礼を受ける形となった。今大会には世界ランク5位の畑岡奈紗(21=アビームコンサルティング)ら日本勢5人が出場している。

 初めてのリンクス挑戦。開幕前に「日本には全くないゴルフ場。見た目から難しさが伝わる。バンカーに入れたときは、ダボあるなって思ってた方がいい」と話していた渋野の悪い予感が現実となってしまった。バーディーを1つも奪うことができずに8オーバー。ホールアウト後の会見では切り替えに努め、さばさばとした様子で振り返った。

 「リンクスの難しさも痛感しました。リンクスだからこその、バンカーにもラフにもかなり苦戦したなと。なかなか難しい1日だったなって思います」

 いきなりその洗礼を受けた。霧の影響でスタートは約2時間遅れ、気温は肌寒い14度。スタートの1番は手堅くパー発進したものの、2オーバーで迎えた7番パー5。第2打がフェアウエー右サイドのポットバンカーにつかまった。3打目は出すだけとなり、今度は深いラフへ。これを左に引っかけてダブルボギーをたたいた。

 続く8番パー4では風の影響か、フェアウエーからの第2打がグリーン手前に大きくショート。アプローチも寄せきれずにボギーとした。後半もバーディーなしの3ボギー。「ポットバンカーに入ったら出すだけだし、ラフに入ったらどこに行くか分からない。ほぼ全部やったなって思います」と振り返った。

 2021年からの米ツアー参戦を目標に掲げ、昨オフにはアプローチの強化に取り組んできた。新たに本格的なトレーニングにも着手。飛距離も伸び、「去年より体はゴツくなったのかな」と手応えを口にする。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で米ツアーの日程が大幅に変更に。さらには、ターゲットにしていた米ツアー予選会も中止になってしまう。「私の今の目標が5大メジャー制覇。予選会がなくなって、早く米ツアーに行くには優勝するしかない。挑戦したいなと思いました」。悩んだ末に8月以降の国内ツアーを欠場し、10月中旬まで日本に帰ることなく米ツアーに参戦することを決めた。

 今大会はその約2カ月にわたる長期遠征の初戦。連覇を目指す次週の全英の前哨戦とは言え、結果も求めて戦っている。朝の霧から、昼の青空。1日で目まぐるしく変わるリンクス特有の天候の中、21歳の対応力が試されている。まずは決勝進出圏内への浮上へ、2日目での巻き返しが必要。「やっぱり、バーディーを取りたい。今日も取りたいところで取れなかったりしたので。明日こそは絶対にバーディー取って、もっと中身が面白いゴルフができたらなって思います」。自らを鼓舞するように、言葉に力を込めた。

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