河本、4差8位発進「幸福感。心からいいプレーができた」 米女子ゴルフツアー5カ月半ぶり再開

[ 2020年8月2日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー・ドライブオン選手権   第1日 ( 2020年7月31日    オハイオ州インバネス・クラブ=6856ヤード、パー72 )

第1ラウンド、8番でティーショットを放つ河本結(ゲッティ=共同)
Photo By ゲッティ=共同

 コロナ禍で中断していたが、5カ月半ぶりに再開。第1ラウンドが行われ、河本結(21=リコー)が4バーディー、2ボギーの70で首位と4打差の8位につけた。世界ランキング4位のダニエル・カン(27=米国)が66でトップ。野村敏京(27=Q CELLS)、山口すず夏(20=環境ステーション)はともに78を叩いて102位と出遅れた。

 河本が好発進した。コロナ禍で一時は帰国していたが、再渡米し2週間の自粛隔離を経ての実戦。「本当に今日は幸福感にあふれたラウンドでした。心からいいプレーができたと感じています」と感慨深げだ。出だしの10番でバーディーを奪い「あれで流れに乗れた」。12、13番の連続バーディーにつなげる最高の滑り出しで勢いをつけた。14番で1つ落とし2アンダーで折り返すと、後半のアウトは1バーディー、1ボギーでまとめた。

 かつてポーラ・クリーマーらのバッグを担いだコリン・カン氏との呼吸もぴったり。風も強く硬い地面のコンディションにも対応した。河本は「経験のあるキャディーさんといいコミュニケーションが取れたのが好スコアにつながった」と振り返った。畑岡奈紗や、韓国の有力選手が不在の中で存在感を示し「明日は早いスタートなので寝坊しないように」と充実の笑顔をのぞかせた。

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2020年8月2日のニュース