ペイサーズのウォーレンが“バブル最多”の53得点 ラプターズはレイカーズを撃破

[ 2020年8月2日 12:30 ]

53得点を挙げたペイサーズのウォーレン(AP)
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 NBAは1日、フロリダ州オーランドで「シーディング・ゲーム」の5試合を行い、昨オフにサンズからペイサーズに移籍したフォワードのT・J・ウォーレン(26)が76ers戦で自己最多の53得点を挙げて127―121(前半61―55)での勝利に貢献した。

 ペイサーズはドマンタス・サボニス(24)とマルコム・ブログドン(27)の両先発が故障で欠場したが、ウォーレンは41分の出場でフィールドゴール(FG)を29本中22本(うち3点シュートは12本中9本)成功させ、フリースローを4本すべて決めて大台に乗せた。“オーランド・バブル”と呼ばれる再開シーズンは3日目だが、ウォーレンの53得点はここまでの最多記録。ペイサーズは40勝26敗となって勝率で並んでいた76ersに1ゲーム差をつけて東地区全体の単独5位となった。

 76ersは39勝27敗。センターのジョエル・エンビード(26)が41得点と21リバウンドを稼ぎ、4Q序盤では10点をリードしていたが、このクオーターだけで19得点をマークしたウォーレンを最後まで抑えることができなかった。

 昨季王者で東地区全体2位のラプターズはチームの“バブル初戦”で西地区全体首位のレイカーズを107―92(前半41―44)で下して47勝18敗。ガードのカイル・ラウリー(34)が33得点、14リバウンド、6アシストをマークして中断前を含めて5連勝を飾った。

 レイカーズはこのカードで今季2戦2敗で通算では11連敗。レブロン・ジェームズ(35)は20得点、10リバウンド、5アシストを記録したものの、第4Qで22―35と圧倒されて敗れ去った。

 なお八村塁(22)が所属する東地区全体9位のウィザーズは2日(日本時間3日)に6ゲーム差をつけられている8位ネッツと対戦。8試合のシーディング・ゲーム終了時点で4ゲーム差以内ならば2試合制の決着シリーズ(プレー・イン・ゲーム)に持ち込めるだけに、プレーオフ進出のためには負けられない一戦となる。

 <1日の結果>

ヒート(42勝24敗)125―105*ナゲッツ(43勝23敗)
*サンダー(41勝24敗)110―94ジャズ(42勝24敗)
*クリッパーズ(45勝21敗)126―103ペリカンズ(28勝38敗)
*ペイサーズ(40勝26敗)127―121 76ers(39勝27敗)
*ラプターズ(47勝18敗)107―92レイカーズ(50勝15敗)

 *はホーム扱い

 <東地区8位ネッツとのゲーム差>
 ▼9位ウィザーズ=6

 <東地区7位マジックとのゲーム差>
 ▼9位ウィザーズ=6・5

 <西地区8位グリズリーズとのゲーム差>
 ▼9位トレイルブレイザーズ=2・5
 ▼10位スパーズ=3
 ▼11位キングス=3・5
 ▼12位ペリカンズ=4
 ▼13位サンズ=5

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