照ノ富士 30場所ぶり復活V!序二段から這い上がり、再入幕場所で幕尻優勝

[ 2020年8月2日 17:28 ]

<大相撲七月場所千秋楽>寄り切りで御嶽海を破った照ノ富士(撮影・西海健太郎)
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 4カ月ぶりの本場所となった大相撲7月場所は2日、東京・両国国技館で千秋楽の取組が行われ、14場所ぶりに幕内に戻ってきた大関経験者の照ノ富士が15年夏場所以来、30場所ぶり2度目の優勝を決めた。関脇・御嶽海を寄り切りで下して13勝2敗とした。幕内で番付が一番下の「幕尻」が優勝するのは貴闘力(00年春場所)、徳勝龍(今年初場所)に続いて3人目となった。

 照ノ富士は関脇だった15年夏場所で初優勝し、23歳で大関に昇進。しかし両膝の負傷に糖尿病や内臓疾患が重なり、17年秋場所で大関からの転落が決まった。18年6月には両膝を手術し、幕内優勝経験者として初めて幕下に転落。同7月の名古屋場所から4場所連続で全休して序二段まで番付を落としたが、「ここを乗り越えないと男じゃない」と再起。西序二段48枚目で復帰した19年春場所で7戦全勝として復活の手応えをつかみ、それ以後も4場所連続で6勝以上の成績を残して再十両に昇進した。

 今年初場所には十両優勝、春場所では10勝を挙げて、序二段からわずか7場所で幕内に復帰。再入幕場所での優勝は今年初場所の徳勝龍以来となった。また、優勝制度ができた1909年(明治42)夏場所以降、2回以上優勝した力士は57人いるが、優勝と優勝の間に十両以下に落ちた力士はいない。照ノ富士は序二段まで落ちてから幕内復帰した初めての力士となったが、優勝もさらに史上初の記録となった。

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