ウィザーズ八村 シーズン再開向け強豪へのリベンジ誓う「挑戦者として積極的にやりたい」

[ 2020年7月20日 11:18 ]

ウィザーズの八村塁(AP)
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 NBAのウィザーズに所属する八村塁(22)が強豪にリベンジして、30日(日本時間31日)のシーズン再開に弾みをつける意気込みを示した。19日(同20日)にオンライン取材に応じ、22~27日(同23~28日)に行われる練習試合に言及。プレーオフ(PO)進出確実のナゲッツ(西3位)、クリッパーズ(西2位)、すでにPO進出が決まっているレイカーズ(西1位)と対戦が組まれており「シーズン中盤でレイカーズ、クリッパーズと連戦して、その時はボコボコにやられた記憶がある。点数だけでなく中身も情けない試合だった。次は挑戦者として積極的にやりたい」と力を込めた。

 今季、八村が出場したナゲッツ戦、レイカーズ戦は1敗、クリッパーズ戦は2敗。ナゲッツから白星を挙げた1月4日の試合は故障離脱中だったため、シーズン再開前の練習試合で対戦する3チームには1度も勝っていない。今回は右肩故障のビールら主力を欠く中での対戦となるが、八村は「チームとして慣れてきたので5対5(の練習)でもお互いに良い戦いができている。若いチームなので積極的にやることでケミストリーが生まれていく。すごく楽しみ。大変な状況でバスケをできることを感謝したい」と視線を上げた。

 富山・奥田中時代の先輩である馬場雄大(24)のオーストラリアリーグ・メルボルン・ユナイテッド入団にも言及。今季プレーしたNBA下部Gリーグのレジェンズからの移籍で「雄大さんに連絡して“おめでとう”と伝えた。目指しているのはNBAだが、来季はGリーグ、NBAも(開催が)分からない中で決断したんだと思います」と語った。

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2020年7月20日のニュース