渡辺一平、東京五輪へ宣言「ぶっちぎりで金メダル」世界記録の大幅更新も狙う

[ 2020年7月17日 05:30 ]

プールで練習を行う渡辺一平(代表撮影)
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 昨夏の世界選手権男子200メートル平泳ぎ銅メダルの渡辺一平(23=トヨタ自動車)が東京五輪での目標に「ぶっちぎりで金メダル」を掲げた。16日にオンライン取材に応じ「ぶっちぎりを目指して1年間やりたい。2分5秒9ではなく、もっと上を目指す」と宣言。好敵手チュプコフ(ロシア)の保持する世界記録2分6秒12の大幅更新を狙う。

 自己ベストは日本記録の2分6秒67だが「今年五輪が開催されていたら2分5秒台を出せた」と豪語。コロナ禍で2カ月近くプールに入れず、5月下旬に練習を再開。「最初は水がつかめず、自分の手じゃないみたいだった。今は少しずつ自分の手に戻ってきた感じ」と言う。自粛期間中に体重も増えたが「1年間、自分を見つめ直す時間が増えたのはプラス。まだ若いので、もっと大きく強くなれる」と視線を上げた。

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2020年7月17日のニュース