東京五輪中止で22年北京も開催困難か パウンド氏「感染の連鎖反応が起きないと考えるのは難しい」

[ 2020年7月17日 05:30 ]

ディック・パウンド氏
Photo By 共同

 新型コロナウイルスの影響で東京五輪が中止となった場合、約半年後の22年北京冬季五輪も開催が困難になるとの見通しをIOCの古参委員ディック・パウンド氏(カナダ)が示した。ロイター通信が15日に報じたもので同氏は「同じ地域で(感染の)連鎖反応が起きないと考えるのは難しい」と指摘。中国と米国の政治関係悪化が懸念材料になり得るとの見解も示した。

 一方で17日に控えるIOC総会に向けては「どう東京(五輪)に対応するかがテーマの大半で、その問題(北京五輪)は議論されないだろう」と語った。

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2020年7月17日のニュース