スーパーラグビー25年の歴史に幕へ NZが来年から新国際リーグを計画

[ 2020年7月17日 18:59 ]

スーパーラグビーのニュージーランド勢による国内大会開幕戦、ハイランダーズとチーフスの試合を観戦する大勢の観客(AP)
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 ラグビーのニュージーランド(NZ)協会は17日、南半球の国際リーグ、スーパーラグビー(SR)を今季限りで終了し、来年からNZ、オーストラリア、太平洋諸国のチームによる新たなリーグの創設を計画していると発表した。実質的な南アフリカ、アルゼンチンのリーグ除外で、1996年にスーパー12として始まった国際リーグは、25年の歴史に幕を閉じることが決定的となった。

 ニュージーランド協会が発表した計画によれば、新たなリーグは現SRのニュージーランド5チームに、オーストラリアの2~4チーム、フィジー、サモアなど太平洋諸国の1チームを加えた8~10チームで争う。

 新型コロナウイルスの世界的流行により、今季のSRは3月半ばで打ち切られ、NZ、オーストラリアでは国内リーグとしてそれぞれ再開させている。ニュージーランドでは6月の再開時から観客を動員する一方、南アフリカは感染の収束が見通せず、現在も厳しい移動制限が敷かれている。

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2020年7月17日のニュース