羽生結弦「最優秀選手賞」 新設「ISUスケーティング・アワード」で快挙「理想のスケート追い求める」

[ 2020年7月12日 05:30 ]

昨年12月のグランプリファイナル男子フリーで演技をする羽生結弦
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 国際スケート連盟は11日、フィギュアで新設した表彰式「ISUスケーティング・アワード」をオンライン上で開催し、男子で14年ソチ、18年平昌五輪連覇の羽生結弦(25=ANA)は「最優秀選手賞」を受賞した。

 黒のスーツ姿でオンライン出演した羽生は「皆さんのおかげで、こうやってスケートができていること、自分が追い求めるスケートができることが本当に幸せです。いつも応援ありがとうございます。これからも一生懸命、自分の理想のスケートを追い求めて頑張っていきます。どうか応援よろしくお願いします」と喜びを語った。

 最優秀選手賞の候補には羽生のほか男子のネーサン・チェン(米国)、アイスダンスのガブリエラ・パパダキス、ギヨーム・シゼロン組(フランス)が選出されていた。

 羽生は昨季途中まで演じたフリー「Origin」の衣装で「最優秀衣装賞」にもノミネートされていたが、こちらは受賞を逃した。最優秀衣装賞はアイスダンスのマディソン・チョック、エバン・ベーツ組(米国)だった。

 元世界女王の安藤美姫さんらが審査員として最終選考に当たった。全7部門表彰は3月の世界選手権(モントリオール)後に実施予定だったが、新型コロナウイルスの影響で同大会が中止となったため延期されていた。

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2020年7月12日のニュース