中川親方が謝罪 不適切指導で部屋閉鎖へ 力士ら転属、数人は引退示唆

[ 2020年7月12日 05:30 ]

弟子への不適切指導が明らかになった中川親方
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 弟子への不適切な指導により、自身が師匠を務める大相撲の中川部屋が閉鎖の見通しとなった中川親方(54=元幕内・旭里)が11日、部屋関係者を通じて「ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。今は何もお答えできない。また改めてお時間を取らせていただきます」とコメントした。

 関係者によると、中川親方は先月、部屋での稽古中に暴言などを伴う指導があったもようで、力士が相撲協会に報告。中川親方や力士らはコンプライアンス委員会の聴取を受けた。13日に開かれる日本相撲協会の臨時理事会で中川親方の懲戒処分が協議されるが、相撲協会は暴力問題などの再発防止に向けて指導者の責任を重視する方針を示しているだけに、引退勧告などの厳しい処分となる可能性が大きい。

 部屋の閉鎖が決定した場合、元中学横綱の幕下・吉井(16)ら力士9人と呼び出し、床山、世話人は7月場所(19日初日、両国国技館)の直前に他の部屋への転属を余儀なくされる。関係者によると、受け入れ先は同じ時津風一門の時津風部屋などに加え、一門外も含めた複数の部屋になるもよう。数人の力士は引退を示唆しているという。

 中川部屋は相撲協会を退職した元春日山親方(元幕内・浜錦)が率いていた旧春日山部屋を引き継ぐ形で17年に創立した。部屋頭の幕下・旭蒼天(27)らは春日山部屋から追手風部屋の一時預かりを経て中川部屋所属となっており、今回、他の部屋への転属となれば、異例の4部屋目の所属となる。

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